更新:2019.04.08 作成:2019.04.07

3年使用したコールマンのバーナー「スポーツスターII」はガソリンならではのハイパワー

アウトドアでの調理や暖を取るときに欠かせないギアが「バーナー(ストーブ)」です。ガスカートリッジ式やガソリン式など様々な選択肢がある中、今回は安定した火力を発揮してくれるコールマンのガソリン式バーナー(シングルストーブ)の魅力に迫ります。
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コールマンのガソリン式バーナー(シングルストーブ)とは?

キャンプ用品といえばコールマン

コールマンはテントやテーブルなどアウトドア用品を幅広く展開している信頼のアウトドアブランドですが、特徴的なのはロゴマークにもなっているランタンなどガソリンを燃料とする器具です。100年以上前に始まったガソリン式ランプがコールマンブランドの原点であり、ランタンは今も続く伝統の中核になっています。

バーナー類もガソリン式、ガス式それぞれツーバーナー、シングルバーナーと展開しています。なかでもシングルバーナー(シングルストーブ)はコンパクトでありながらハイパワーという特徴があり、主にソロなど少人数でのキャンプや登山などに適しているといえます。

燃料はホワイトガソリン

コールマン シングルバーナーの燃料はホワイトガソリンです。CB(カセットガス)缶、OD(アウトドア)缶といったガスカートリッジ式ではないことから取り扱いには少し慣れが必要ですので、特に初心者の方にとっては「敷居が高い」と感じてしまうかもしれません。

デュアルフューエルモデル「533」

しかし燃料タンクにガソリンを満たし、ポンピングをしてからコックをひねり、火を近づけて点火。火力を調整して青い炎が安定する…。この一連のプロセスは、ホワイトガソリンのバーナーならではの楽しみであり、一度ハマるとやみつきになってしまうかしれません。

ちなみに現在コールマンの公式サイトには載っていませんが、「デュアルフューエル」というホワイトガソリンでも自動車用のレギュラーガソリンでも両方使えるというモデルも存在します。

寒冷地や高地でも使えるハイパワー

ガスカートリッジ式のバーナーでは、標高や気温によっては火力が弱くなったり場合によっては点火できないこともあります。これは高所や低温下ではガスが気化しにくくなることが原因です。しかしガソリン式のスポーツスターIIならその心配はありません。「ポンピング」を行い燃料タンク内部に圧力を加えるので、標高の高い場所や寒冷地でも問題なく使え、火力も安定しています。ここぞというときにきっちり活躍してくれるので安心感が違います。

「遠赤ヒーターアタッチメント」で暖房器具に変身

コールマンシングルバーナーのもうひとつの特徴は、寒い時期に暖房器具としても使えるところです。「遠赤ヒーターアタッチメント」を追加でセットすると、手元を温めるのにちょうどよい暖房器具に変身してくれます。

しかも遠赤ヒーターアタッチメントの上にポットなどを置いてお湯を沸かすといった使い方もできて一石二鳥。寒い時期には体の中から・外から温めるために大活躍してくれることでしょう。

それほど気温が低くなく風の弱いシチュエーションであれば、クローズ状態のツールームテント内を十分温めてくれるほどの性能があります(テント内での暖房器具使用は自己責任で。使う場合は火災や一酸化炭素中毒に注意し、よく換気をするようにして下さい。)

世代を超えて受け継がれる丈夫さ

コールマン製品全般に言えることですが、手入れをすれば親、子、孫と世代を超えて何十年もの間長く使えるのが特徴です。実は私が使っているバーナーも父から譲り受けたものです。

コールマンではスペアパーツはもちろん純正のメンテナンス用品、燃料まで用意されています。長く使って故障してしまったとしても部品の修理や交換ができますし、多少動きが渋くなってきたかな?と思ったら専用の潤滑油「リュブリカント」を使うとスムーズな動きがすぐに回復してくれます。また純度の高い純正ホワイトガソリン「エコクリーン」は匂いが少なく、また機器を安心して長く使うためにも役立ちます。

利用手順はよく確認して

ガソリンバーナーの場合、ガスをセットしたらつまみを回して点火、消火時にもつまみを回すだけというガスカートリッジ式の手軽さと比べると、若干手間がかかる点には注意が必要です。

使用前のポンピングが必要だったり、消化時にバルブを締めてもすぐには消えず少し火が残る、また運搬時にや長期保管時にはガソリンを抜き取るなどのケアも必要、燃料のホワイトガソリンはコンビニでたいてい手に入るカセットガスと比べると入手経路が若干限られるなど、慣れが必要です。

本体とは別に燃料を持ち歩く必要あり

バーナー単体だと大きさ・重さはそれほど気になりません。また1泊2日くらいなら、出かける前にタンクを満タンにしてゆけば燃料補給をしなくても翌日まで持つかもしれません。

 

ただ調理用のメインバーナーとして使う予定があったり、あるいは2泊以上だったり、また寒い季節で暖房も含めて使用時間が長くなりそうなら補給用のホワイトガソリンを持ち歩いたほうが安心です。その分荷物の点数と重量が増えますので、普段ガソリン器具をあまり使わない方は少し注意しておいたほうがよいかもしれません。

燃料補給にはコツが必要

燃料補給にはちょっとしたコツが必要です。

まずは「フューエルファネル」や「ガソリンフィラー」といった専用の器具を用意するのが無難です。汎用的な漏斗でも補給自体は可能ですが、油断すると燃料を入れすぎてしまいタンクから燃料が溢れてしまったり、空気のスペースが無くなってポンピングしにくくなってしまうこともあります。その点「フューエルファネル」や「ガソリンフィラー」であれば給油し過ぎを防ぐ構造になっていて比較的スムーズに給油することができます。

また給油時にガソリン缶の給油口部分を下ではなく上側にするといったコツもあります。何度かやっているうちにすぐに慣れるので、不慣れな方は事前に練習しておくとよいでしょう。練習は必ず風通しのよい屋外で行うようにしましょう。

まとめ

寒冷地でも問題なく使えるハイパワー、手入れをすれば親・子・孫と世代を超えて長く使える丈夫さ。使うのには少し手間はかかるけれども、その分愛着が湧いてくる、そんな独特の魅力を秘めているのがコールマンのシングルバーナーです。「不便を楽しむ」「非日常を味わう」というアウトドアの時間に、ガソリン式ならではの魅力をプラスしてみるのもよいかもしれませんね。

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